
こんにちは!畳マン六代目です!仕事ではないけど作ったことない畳を作るのは楽しい!
特大極太のイグサ畳表を使って特大の畳を製作いたしました!
京間の2畳分サイズの畳床を作る
先日熊本県八代市で頂いてきたある畳表を使って畳を製作するために床の準備にかかりました。
例の表とは、強力イ草の中継ぎで幅も一間ある特大畳表です。(本当はラグになるはずだった傷物の表を頂きました)
本間(京間)サイズの正方形の床を作るため二枚の藁床を手縫いで継ぐ!!
本当は手床で作れればいいのですが作業の時間・手間が半端ではないですし、実はこのサイズで販売まで行ければと思い継ぐほうが現実的かなと思いまして。
実際このサイズの畳が窓からでも畳が搬入さえできれば、8畳が4枚の市松敷きでできますよw
畳表も規格外のデカさ
表の厚さが通常の倍以上の2分ほどあり、建材床ではおそらく表をピンと張ると畳床が反ったまま戻らないと思いますので、今回は藁床のみで作ります^^畳表だけでも重量が10キロ近くありますので本間サイズで作ると・・・・!重すぎ。
展示のため店頭に出したかったけどそれこそ毎日の出し入れは現実的ではないかな^^;
そして規格外のどデカイ、「でっかい畳」完成
機械で全て仕上げようと思えば工夫次第で仕上げられるんですが、あえて総手縫いで仕上げました^^
ただし框は手縫いの新畳での縫い方である伏せ縫いはせず、表替えでの縫い方の起こし縫いにしました。
理由は畳表の中継ぎ構造と、なるだけ重すぎる床をひっくり返す回数を減らすためです。ですので、平刺しは肘締めで返し縫いだけが踏み締めです。
サイズが大きすぎて業務の邪魔になるので今日中に完成させて工場の隅へ移動させる必要がありましたので一気に終わらせるようにがんばりました。
畳の裏はリュックのように畳ヘリを通して背負えるようにしておりますので一人でなんとか移動させることができました。(亀仙人の修行かと思うくらいの重量)
通常の関東間の五八サイズと比べるとこんだけデカイ!!バカみたいにでっかい(笑)
風呂入る時に気づいたのですが、この畳を背負った肩がミミズ腫れ^^;
本当はこの畳表を使うのは、数日湿気をとって、頂いた当初から生えていたカビを完全に除去してからと思っていたのですが、いけませんね~。材料があると作りたいという欲求に歯止めが効かない!!!(笑)
こんなんだから、某県青年部の中で畳の変態などと知らず知らず呼ばれて・・・。
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