
畳マン六代目
皆さん、こんにちは!👋 畳マン六代目こと、江戸後期から続く畳屋六代目、青畳工房の一級技能士です!
炉や台目畳がある茶室では、畳一枚ごとの形と納まりが、一般の和室とは異なります。炉畳と台目畳の役割、畳替えで確かめる寸法についてご紹介します。
目次
炉畳と台目畳は、どこが違う?
茶室には、炉を設けた畳や、通常より短い台目畳など、部屋の役割に合わせた畳があります。畳替えでは、畳の種類だけでなく、炉や周囲の造作にどう納めるかを確認します。

炉のある畳は、炉の大きさと納まりを確かめる
炉が設けられている畳を炉畳と呼びます。炉の部分は縦横1尺4寸(約42.5cm)をくり抜いた形で、炉縁(炉の枠)を外し、同じ大きさの畳をはめて炉の穴を塞ぐこともできます。炉を使わない時に穴を塞ぐ畳を作る場合も、開口部に合う寸法を確かめます。
台目畳は、茶室の形に合わせた短い畳
台目畳は、通常の茶室の畳より4分の3ほどの長さの畳です。茶室の中でどこに置かれるかによって、部屋の見え方や使い方にも関わります。
茶室の畳は、部屋ごとに採寸して納める

写真のように柱の根元が畳側へ張り出している箇所では、その形に合わせた採寸と製作が必要です。部屋の四隅や壁が完全な直角・平行とは限らないため、木の曲がりや角度、距離を一枚ずつ測り、寸法に合わせて畳を製作します。
同じ畳数でも、部屋ごと、敷く位置ごとに寸法は異なります。採寸した寸法をもとに、炉や周囲の造作との関係を確かめてから納めます。
畳表と畳縁は、茶室全体の雰囲気を見ながら選ぶ
畳表と畳縁の組み合わせも、茶室の雰囲気を整える一つの要素です。炉や台目畳を含む部屋全体を見ながら、畳表と畳縁を選びます。
炉や台目畳がある茶室で、先に確かめたいこと
- 炉を使う時と塞ぐ時の畳の納まり
- 台目畳を含む一枚ごとの寸法と、周囲の造作との関係
- 畳表と畳縁を含めた、茶室全体の仕上がり
炉や造作との納まり、畳床の状態は現地で確認します。工事内容と見積りを聞いてからご依頼をお決めいただき、その後に施工日をご相談します。



