関東式の手縫い板入れ畳

こんにちは、みなさん!今日は私、青畳工房の畳マン六代目が、久々に関東式の頭板を縫い付ける作業に挑戦しました。実は、この技術は珍しく、機会も少ないのですが、そんな中で私がどのように取り組んだかをお話しします。
さらに、頭板の在庫不足の問題や品質についても触れます。
これから畳に関心がある方、興味深い話が聞けるかもしれませんよ!そんな話題の記事を、どうぞお楽しみください!

今日は予定がうまくいって少し空いた時間ができたので、九州地方ではあまり見かけない関東式の二本糸を使った頭板を縫い付ける作業を行ってみました☆
頭板とは、高品質な畳の角部分に縫い付けられる板のことを指します。

この作業では、しっかりと締め込み、段差が目立たなくするために、板の端のイワラは少なめに仕上げました。

しかし、頭板の在庫が残りわずかで、たった一畳分しかないことに気づいてしまいました。
問屋の方も通常、頭板はあまり売れない商品なので、在庫を持っていないのが現状です。
それに加えて、在庫があっても品質がいまいちなことがしばしば。

現在、このような作業を行う機会は試験以外ではほとんどなく、問屋さんも在庫を持っていないことが多いのが現状です。

私自身も、このような作業を実際に行う機会が基本的にないため、時々練習を丁寧に行って技術をを維持しなければならないと感じています。

板入れ畳の練習

畳マン六代目として、関東式の頭板縫い付け作業に挑戦し、技術の維持に努めました。
しかし、現状では頭板の在庫が少なく、品質にも問題がある。
これを機に、畳業界としても頭板の在庫確保や品質向上に取り組むべきだと感じました。
技術の維持と向上は、私たち青畳工房が江戸後期から続く伝統を守るためにも重要です。
これからも、畳マン六代目として、皆さんに喜んでいただける品質の畳をお届けできるよう努力してまいります。


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