畳の厚みは何cmが一般的?その選び方のメリットとデメリット

畳マン六代目
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どうも、お家の心地よさを一緒に追求する畳マン六代目です!😊👋
江戸時代から続く畳屋の経験と、一級畳製作技能士としての知識を活かして、今日は「畳の厚さ」について熱く語りたいと思います。

皆さんは、畳に「厚さの違い」があることをご存知ですか?
実はこの厚さ、単なる見た目の違いではなく、畳の踏み心地、機能性、さらには「寿命(後から張り替えができるか)」にまで直結する超・重要な要素なんです!

極薄畳、中厚畳、標準的な厚さの畳…それぞれに適した用途があり、選び方一つで和室の快適さが劇的に変わります。
特に新築やリフォームを控えている方は必見です!我々プロの畳屋の視点から、絶対に後悔しない畳の厚さの選び方を徹底解説します。最後まで読んでいただければ、あなたもきっと畳選びのプロに近づけるはずです!✨

畳の厚さで後悔しない!知っておくべき3つの基準

畳は日本の住空間の特徴的な要素の一つで、その独特の風合いと温かみは何代にもわたり人々を魅了してきました。しかし、現代の建築事情によって畳の厚さは多様化しています。それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。

1. 極薄畳(12mm~15mm)

極薄の畳は、主に床暖房の上や、洋室のフローリングに敷く「置き畳(琉球畳など)」として使用されます。段差ができにくいためバリアフリーの観点でも人気があります。

【要注意】極薄畳のデメリット

① 踏み心地が硬い
厚みがないため衝撃吸収性が低く、直接床の硬さを感じやすくなります。
② 張り替えができない可能性が高い
芯材が薄いため、日常的に圧迫されるとヘタリやすく、いざ「表替え(表面のゴザだけを新しくすること)」をしようとしても、芯材が耐え切れず修理不可能(全交換)になるケースが多々あります。

これらの理由から、床暖房などの特別な要件がない限り、和室としてしっかり使うのであれば、もう少し厚みのある畳を選ぶことをお勧めします。

2. 中厚畳(30mm前後)

30mm前後の厚さの畳は、極薄畳よりもクッション性があり、長期的に見て張替えが可能な場合が多いバランス型の厚みです。
しかし、一つ注意点があります。それは「上級品の畳表(分厚くて丈夫な国産い草など)」を使用したい場合、芯材が畳表の強い張力(引っ張る力)に耐えきれず、綺麗に張り替えるのが困難になることがある点です。
「ゆくゆくは良い素材の畳に張り替えたい」とこだわる方にとっては、少し物足りない厚さかもしれません。

3. 標準的な厚みの畳(50mm〜60mm)

50mm前後の厚さが、昔からある「一般的な畳の厚さ(王道)」です。プロの畳屋としては、やはりこの厚みが一番のおすすめです!

【標準的な厚み(50mm〜)のメリット】

  • ほとんどの畳表が使用可能:高級な分厚い国産い草でも、しっかりと強く張り込むことができます。
  • 本物の踏み心地:クッション性が高く、足腰への負担が少ないため、ゴロゴロと寝転がるのに最適です。
  • 素材の選択肢が広がる:現代の「建材畳床(ボード)」だけでなく、昔ながらの「藁(わら)床」を使用することも可能になります。
  • 厚みの微調整が可能:芯材がボードであれば、約3ミリ刻みで厚みを調整したり、クッション材を追加してよりフカフカにすることも容易です。

【新築・リフォームの方へ】ハウスメーカー任せにする罠

最近の住宅建築において、非常に増えているトラブルがあります。
それは、一部のハウスメーカーや工務店が、大工工事の手間を省く(経費を落とす)ために、フローリング材の厚み(12mm〜15mm)にそのまま合わせて、和室にも「極薄畳」を敷いてしまうケースです。

これをしてしまうと、せっかくの和室なのに「床が硬くて痛い」「数年後に張り替えようと思ったら全部買い直しと言われた」といった後悔に繋がってしまいます。
このような状況を避けるためには、設計の段階で「和室の畳の厚みは何ミリになりますか?」「しっかりとした厚み(50mm前後)を持たせて、風通しを考慮した構造にしてください」と、自分の望む畳をしっかりと伝えて選ぶことが極めて重要です。


番外編:お寺などで使われる極厚の「二畳台」

お寺の礼盤(二畳台)

住まい以外の用途で使用される特別な畳には、通常の畳の2枚分以上の厚さを持つものも存在します。
これはお寺などでご住職が座って使用する「礼盤(らいばん)」と呼ばれるもので、その圧倒的な厚みから「二畳台」と総称されることもあります。装飾も豪華で、まさに職人技が光る逸品です。


まとめ|快適な和室は「適切な厚さ」選びから!

畳の厚さ選びのポイント
  • 極薄畳(12〜15mm):床暖房や置き畳向け。硬く、張り替え不可のリスクあり。
  • 中厚畳(30mm前後):張り替えは可能だが、上級品の畳表には耐えられないことも。
  • 標準の畳(50mm前後):一番おすすめ!クッション性が高く、どんな畳表でも長期間愛用できる。
  • 新築時はハウスメーカー任せにせず、しっかり「厚みのある畳」を指定すること。
畳マン六代目
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以上のように、畳の厚さはその使用感や寿命、そして見た目に大きく影響します。
適切な厚さの畳を選ぶことで、日本の伝統的な畳の風合いと温もりを十分に味わい、快適な生活空間を作ることができます。

とはいえ、「うちの畳は何ミリの厚さなんだろう?」「今の薄い畳から、厚くて良い畳に変更できるのかな?」と疑問に思う方も多いはずです。
また、畳の厚さによる踏み心地の違いや、使用するい草の質感は、画面越しでは絶対に伝わりません。

だからこそ青畳工房では、必ず実際にお客様のご自宅へ本物の畳見本(サンプル)を持参し、今の床の状態を正確に診断した上で、見て・触って・踏んで納得いただいてから最適なお見積りをご提案させていただきます。

「新築の図面を見てアドバイスが欲しい」「今の畳の厚さをプロに見てほしい」という方は、スマホで写真を撮ってLINEで送っていただければ無料診断が可能です。
皆様が後悔しない最高の和空間づくりを、畳マン六代目が誇りを持ってサポートいたします!🙇‍♂️🍃


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この記事を書いた人
畳マン六代目

創業170余年・青畳工房の「畳マン六代目」こと古賀隆夫。
古賀畳工業所から法人化し現在、正式な社名は「株式会社WT」であり、その代表取締役。
1982年生まれの畳製作一級技能士。

佐賀工業高校卒業後、3年間週1回の畳訓練校に通いつつ福岡県の中村製畳店にて弟子として修行。
その後ご縁があり山口県の荒川氏や奈良県の浜田氏など畳製作技術のスペシャリストの方々を師事することで通常業務では知り得ない技術の真髄を学ばせて頂く。

国産畳表を愛し、佐賀県最後のイ草生産者吉丸氏や、熊本県八代市のたくさんのイ草生産者さん達との繋がりを最高の財産だと考えている。

「中国産イ草を使わなければならないのであれば、その仕事はキッパリ断る」がポリシー。

時には伝統的な技術と新しいアイデアを融合し、家族が笑顔でほっとする空間作りを目指しています。

ありがたいことに地元佐賀や福岡のメディア取材多数頂いてます。
STS・NHK・ぶんぶんTV・FBS・FM佐賀・NBC・えびすFM・雑誌新聞等

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