
こんにちは!畳マン六代目です!
現代の畳って素材を使い分けると色んなシチュエーションに対応できるようになっています!
わんにゃんスマイル畳
水を吸わない耐久性抜群の畳表
わんにゃんスマイル畳という畳表が何年か前からあるのですが、上記の写真のものになります。耐久性が高く水を吸わない素材としてたまに使う事があります。

当店では年に一回使うかどうかの畳表になります。
こんな所に使用をお勧めします
ネーミングからもわかるようにペットを畳の部屋で飼っている方にもペットの性格や躾にもよりますがおススメです。
水を吸わないのでオシッコや糞も綺麗に拭き取る事ができて衛生的です。
また保育園や幼稚園などでも畳の適度な柔らかさ+耐久性の高さ、拭き掃除のしやすさなどでも選ばれる事があります。

画像では畳縁を付けてますが、縁なし畳も対応可能です。
なんで水を吸わないの?
わんにゃんスマイル畳の畳表は現在の柔道畳と同じような素材でできています。
柔道畳をよくみた事がある人はわかると思いますが、現在の柔道畳はイグサなど植物素材ではなく、樹脂素材に畳目の型を入れたもので、通常の畳のような織物ではありません。
ビニールに水を垂らしても染みないように、このわんにゃんスマイル畳も水を吸わないのです。
このわんにゃんスマイル畳は柔道畳とは捺されている型が畳目ではなく木目のような型になっていて、写真のベージュのような物や茶色、グリーンなどあります。
デメリットはないの?
もちろんどんな素材にもメリットとデメリットがあり、耐久性や防汚性がメリットだとするならば、この素材は織物ではない水を吸わない素材ということで、イグサのような空気を含みません。
そうなると、まさに冬場の柔道場。寒い日は氷のように冷たく感じます。
また夏の日、日光が直接差す所にこの畳があると、表面が熱で伸びて波打つ事があります。冷えるとある程度元に戻りますが。。

全ての状況で心から快適に暮らせる素材ってなかなかないものですね。。
畳が本当に好きな人にはオススメしない
畳マン六代目としては、冬場に氷のように冷たく感じるこの素材はメリット部分が大きい用途がないとお勧めすることはありません。
畳独特の暖かさや寝転んだ時の気持ち良さが全く感じられない素材になりますので、しっかりと用途を考え、メリットの方が多いと感じられた場合だけお選びいただけることをお願いいたします。

だって畳マン六代目はイグサの畳が一番好きですし、イグサが無くなれば畳文化そのものが消えると思ってますからね!
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