【ダイケン畳の寿命は?】耐久性抜群の和紙畳のメリットとデメリット

ダイケン製の畳表のお話

適切なケアと管理で長持ちするダイケン畳表のメリットとデメリットをご存知でしょうか?
長い歴史を持つ畳屋である青畳工房の畳マン六代目が、畳製作一級技能士の視点から詳しく説明します。色持ちの良さ、高い耐久性、汚れにくい特性など、ダイケン畳表の魅力を紹介しつつ、管理やお手入れについての注意点や、適切な張替え期間なども触れます。
畳を長持ちさせ、心地よい空間を保つためのノウハウを得ることができます。

なぜダイケン畳表が人気なのか、そしてその注意点

青畳工房がお届けする本日のテーマは、「ダイケン畳表」についてです。
この記事では、ダイケン畳表の特徴と、その取り扱いについて具体的なアドバイスを提供します。

ダイケン畳表の魅力

まず、ダイケン畳表がなぜ人気なのか、その理由についてお伝えしましょう。

  1. 色持ちが良い:ダイケン畳表は、天然のい草のような褪色がないため、長期間新しい頃の色が持続。
  2. 耐久性が高い:この畳表は非常に丈夫であり、ササクレなどが出にく、破れることはなかなかありません。
  3. 汚れにくい:撥水加工が施されているため、汚れにくいという利点があります。

それらのメリットがあるからこそ、ダイケン畳表はお客様から問い合わせを受けることが多いです。

しかし注意が必要

しかし、ダイケン畳表も万能ではありません。
その特性上、注意点が存在します。
汚れについては特に意識する必要があります。
色が持続する一方で、一度汚れがつくとその汚れが非常に目立ちやすく、見た目が気持ち悪い色になってしまう可能性があります。
そのため、普段から綺麗に保つようお手入れは欠かせません。

また、よく歩く部分では撥水効果がなくなるのが早く、これがシミと合わさると、見た目が悪化します。

耐久性が高いからといって、いつまでも使い続けるのは少々衛生的には問題があります。
これは、ダイケン畳表だけでなく、イグサや和紙畳も同様です。

お手入れについて

ダイケンが販売しているダイケン畳表専用の補修塗料もあります。
これを使うことで、部分的に色を補正することが可能です。
しかし、全体に塗るのは難しく、量がかなり必要なため費用もかかります。
そこでおすすめなのが、「定期的な張替え」を行うことになります。

畳の適切な張替え期間について

あくまで通常の畳替え期間内であれば、黒ずみだらけのダイケン畳に直面することは少ないでしょう。
そして、これは畳全体の衛生的な管理と視覚的な美しさを保つためにも非常に重要なポイントです。
さて、ではいつ畳を張り替えるべきなのでしょうか?

畳の表替えは畳屋としては5年から7年でやってほしいこと。
ただし、これはあくまで目安であり、使用頻度や環境によって大きく異なる場合もあります。
結婚やお子様が生まれたりして家族構成が変わったり、ペットを飼い始めたりしたりと、畳の張り替えを行うタイミングや畳表の寿命は変わります。

ダイケン畳表の魅力と注意点を理解して

ダイケン畳表は色の持続性、耐久性、そして撥水性といった魅力的な特性を持つ一方で、管理やお手入れをしないでいいというわけではないことに注意が必要です。
畳全体の衛生状態と美しさを保つためには、定期的な張替えが不可欠です。

畳は、私たちの生活を豊かで快適なものにしてくれます。
そのためには、適切なケアと管理が必要です。
ダイケン畳表を使用する際は、その特性と注意点を理解し、最適な管理方法を見つけてみてくださいね(^○^)

  • ダイケン畳表のメリット:色持ちが良く、耐久性が高い、汚れにくいなど
  • ただし、一度汚れがつくと目立ちやすく、撥水効果が薄れる部分もある
  • お手入れ:ダイケン畳表専用の補修塗料を使い部分的な色補正が可能。しかし、全体に塗るのは難しい
  • 畳の適切な張替え期間:一般的には5年から7年。しかし、使用頻度や環境により異なる
  • 畳全体の衛生状態と美しさを保つためには、定期的な張替えが重要
  • ダイケン畳表を使用する際は、その特性と注意点を理解し、最適な管理方法を見つけてみてください

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枚数や、畳の状態によりお預かり日数が変わることがあります。

この記事を書いた人
畳マン六代目

創業170余年・青畳工房の「畳マン六代目」こと古賀隆夫。
古賀畳工業所から法人化し現在、正式な社名は「株式会社WT」であり、その代表取締役。
1982年生まれの畳製作一級技能士。

佐賀工業高校卒業後、3年間週1回の畳訓練校に通いつつ福岡県の中村製畳店にて弟子として修行。
その後ご縁があり山口県の荒川氏や奈良県の浜田氏など畳製作技術のスペシャリストの方々を師事することで通常業務では知り得ない技術の真髄を学ばせて頂く。

国産畳表を愛し、佐賀県最後のイ草生産者吉丸氏や、熊本県八代市のたくさんのイ草生産者さん達との繋がりを最高の財産だと考えている。

「中国産イ草を使わなければならないのであれば、その仕事はキッパリ断る」がポリシー。

時には伝統的な技術と新しいアイデアを融合し、家族が笑顔でほっとする空間作りを目指しています。

ありがたいことに地元佐賀や福岡のメディア取材多数頂いてます。
STS・NHK・ぶんぶんTV・FBS・FM佐賀・NBC・えびすFM・雑誌新聞等

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