サガテレビ「かちかちPress」の「小田井の今、佐賀にいます。」で、小田井涼平さんが佐賀市水ヶ江の工房へ来てくれました。2023年8月1日・8日放送の前後編で、畳の手縫いとミニござ作りを体験していただきました。

針を狙った場所へ通し、糸を表に見せない
前編は畳針を使う手縫いから。表面に糸を見せないよう、針を出した場所へ戻す理屈を説明しました。小田井さんも硬さに苦労しながら、狙った場所へ通す感覚をつかんでいきました。
機械で製作する仕事でも、糸がどこを通り、どこで引くかという手縫いの理屈が大切です。道具だけでなく、仕上がりにつながる考え方も伝えたかったところです。
い草の列に沿って、框を縫っていきます
後編ではミニござ作りへ。短辺の框を折り返し、針を同じい草の列に通して、表に糸を出さないよう縫います。い草に当たると傷になることもあるので、通す位置を確かめます。
最初の側は糸が見えるところもありましたが、次の側はきれいに。畳縁を縫い、裏を仕上げて完成しました。普段の縫い方と、番組の時間に合わせて間隔を広くしたところの違いも説明しています。

完成したミニござと、サインの思い出
完成したミニござは、小田井さんのサインを添えて抽選プレゼントになりました。工房はエアコンのない暑い作業場でしたが、一緒に針を動かした日の思い出です。

手縫いから完成まで、番組の記事で見られます
- 前編:畳針で手縫いを体験(2023年8月2日掲載)
- 後編:框と畳縁を縫い、ミニござを完成(2023年8月9日掲載)
畳を替えるときも、表から見える材料と、その裏の縫い方や納まりはつながっています。今の畳床を確認し、補修、寸法調整、製作、敷き込みまで私が担当します。


