
「40年使った畳は、もう全部捨てるしかない?」。年数が経っていても、畳床を使える状態なら表替えを検討できます。大切なのは、表面の傷みと土台の状態を分けて見ることです。
畳表と畳床では、替える判断が違います
日焼け、ささくれ、シミは畳表の状態です。表替えは、その表面と畳縁を新しくし、土台の畳床を生かす工事。古い畳だから一律に新畳、とは決めません。
一方、畳床を再利用できない、または補修・調整では納まらない状態なら、土台から新しくする新畳を提案します。
乾燥しているだけでなく、強さ・傷み・縫い糸を見る
畳床の強さ、湿気、傷み、寸法、縫い糸を確かめます。糸が切れている範囲、芯材の傷み、補修して締め直せるか、部屋に合わせて調整できるかを見て判断します。腐食のある畳まで無条件に残す約束はしません。
沈みの原因は畳床とは限りません。畳を上げて見える床板も確認し、建物側に原因がある場合は、畳替えでできることと分けて説明します。
表替えの前に、残す畳床へ手を入れる
古い畳表と縁を外し、残った縫い糸を抜き、凹みを補修します。隙間は部屋全体の納まりを見て、畳床へ当て物をして寸法を調整し、高さも整えてから新しい畳表を張ります。
隙間幅や使用年数だけで交換を決めず、残す部分と替える部分を説明する。それが、畳床を生かす仕事です。
40年という数字から、現物を見る相談へ
40年物でも表替えできる場合がある一方、年数が浅くても傷み方によって新畳が必要なことがあります。新畳と表替えの費用は、材料と必要な工事を同じ部屋で比べます。
表替え・新畳・裏返しの違い、見本と見積りで分かることをご覧ください。工事内容と総額を聞いてから依頼を決めていただけます。
湿気をためず、状態が気になったら相談を
い草畳は目に沿って掃除し、水分をこぼしたら早めに拭き取ります。換気は外の空気が乾いたときに。布団は起きたら毎日片付け、畳との間に湿気をためないことも大切です。
手入れをすれば何年もつ、と保証するものではありません。傷みや沈みが気になったら、現物から判断しましょう。長く使った畳表の裏返しについても説明しています。
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写真はなくても相談できます。ご自身で畳を上げる必要はありません。青畳工房の公式LINEから、使っている年数と気になる状態をお聞かせください。


