30年、40年物は畳の寿命?いやいや表替えで大丈夫!

使い方で寿命は変わる

こんにちは!江戸後期から続く畳屋六代目で畳製作一級技能士の畳マン六代目です😊👋
今日は、みなさんが大切に使っている「畳」の寿命についてお話ししたいと思います。
そもそも、畳の寿命って何年なんでしょう?
それって、表替えで延ばせるの?40年物の畳はもう替え時?🤔
全ての疑問を解決します!一緒に、畳の適正な使用年数と表替えのメリット、そして「100年もつ畳」を目指すためのポイントについて学んでいきましょう。

畳の寿命について知っていますか? 40年物は替え時…でもそれは表替えで大丈夫!

畳の寿命とは?

畳の寿命について語る前に、そもそも畳の寿命って何でしょうか?🤔
実はこれ、畳の素材や使用状況による部分が大きいんです。

畳の素材とその寿命

畳の主な素材としては、畳表(表皮)と畳床(芯材)があります。
畳表は、主にイグサ(藺草)で作られています。
イグサは天然素材なので、ある程度の寿命があります。
しかし、使い方や管理方法次第で、その寿命は伸びたり縮んだりします。

畳床の方は、かつては稲わらを使った藁床が主流でしたが、今では化学製品を原料とするものも多くなっています。
これらの寿命も、イグサ同様、使い方や管理により変わります。

畳の適正な使用年数と表替えのポイント

ところで、畳って一体何年持つものなのでしょう?これについては、一概には言えません。
しかし、一般的には畳表は10年ほど、畳床は30~40年ほどと言われています。

さて、ここで重要なのが「表替え」の存在です。
表替えとは、畳表を新しくすること。
これによって、見た目も綺麗になり、芯材の補修をする事で畳の寿命を延ばすことができるんです。

40年物の畳でも大丈夫?表替えのメリット

畳が40年経過したとき、使用年数だけでその畳はもう寿命を迎えていると思うかもしれません。
でも心配無用!ここで表替えの出番です。

40年使用した畳の状態

40年も使った畳は、見た目がだいぶくたびれていることでしょう。
また、いつも座る場所や、家具を置いたりした影響で凹みが出来ているかもしれません。
そんな畳でも大丈夫。表替えすれば、新たな命を吹き込むことができるのです。

表替えで新たな命を!

表替えによって、畳は新たな命を吹き込むことができます。見た目も綺麗になり、凸凹などもできるだけ補修します。
さらに、新しい畳表はイグサの香りが心地よく、リラクゼーション効果もありますよ。

表替えの流れとその手順

表替えの流れは以下のようになります:

  1. まずは畳屋さんに依頼をします。畳の気になる箇所などを伝えましょう。
  2. 畳屋さんが自宅に来て、畳の引き取り新しい畳表への張替えを行います。
  3. 張替えが終わったら、畳を元の位置に敷き直します。

この流れを踏まえて、表替えを検討してみてはいかがでしょうか?

畳を上げると見える畳裏の状態がポイント!

畳床の重要性と状態の見極め方

畳を長く使う秘訣は、畳床がしっかりしていること。これは、畳の寿命に大きな影響を及ぼします。

畳床の役割と乾燥の重要性

畳床は、畳の芯材であり常に荷重に耐える大切な部分。
そのため、畳床がしっかりしていないと、畳そのものの寿命も短くなってしまいます。
また、床下が乾燥していることも重要です。
湿気があると、畳床が腐ってしまう恐れがあるからです。

畳床の見極め方とその評価基準

畳を上げてみると、畳裏の状態が確認できます。
畳床がしっかりしていて、裏がが乾燥していれば、その畳はまだまだ使える可能性が高いです。

しかし、畳の裏の糸(床糸)が広範囲で切れている場合は、畳もブヨブヨに感じますし、直すのも困難です。
この場合は、新畳に交換をおすすめします。

表替えで畳は再生!100年も使える?!

表替えで新たな命!畳の寿命を延ばすポイント

畳は、表替えによって新たな命を吹き込むことができるのです。
畳表を新しくすれば、畳床の補修もでき見た目も綺麗になり、長く使い続けることができます。

表替えの重要性とその効果

畳の表面が古くなったり、汚れてきたら、新しい畳表に張り替えることで、見た目はもちろん、使い心地も一新できます。
その結果、畳の寿命が大幅に延びるのです。

表替えで見た目も綺麗!畳の管理方法

畳表を新しくするだけでなく、日頃の手入れも大切です。
畳を清潔に保つためには、掃除機をかけたり、たまに干して乾燥させることもおすすめです。

100年畳は可能?適切な手入れとその方法

驚くべきことに、環境が良く手入れをしっかりと行っていれば、畳は100年も持つことも可能です!✨

畳を100年保つための環境と手入れ

畳が長持ちするためには、湿度や温度管理が重要です。
適度な湿度を保つために、エアコンや除湿器を使い、適温を保つために、暖房の管理を忘れないようにしましょう。

また、畳に直接水をこぼさない、ペットの爪で引っかけないなど、日常生活の中で気を付ける点もあります。

手入れに予算を!その必要性と予算の見積もり

畳の手入れには、それなりの予算が必要です。
本当に100年間同じ厚みを保つためには新調より予算が必要になると思いますけどね😁

まとめ: 40年物の畳でも表替えでリフレッシュ!

40年経過した畳でも、床下が乾燥していて畳床もしっかりしていれば、表替えだけで問題ありません。手入れと気配りを忘れずに、あなたの畳を100年間、活躍させましょう!

40年物の畳でも大丈夫!表替えのポイント再確認

畳の寿命を考えるときは、表面だけでなく畳裏の状態も確認してみましょう。そして、もし畳が古くなってきたら、まずは何をすべきか…そう、表替えです!

畳の寿命を延ばす手入れとその方法

畳を長持ちさせるには、日常的な手入れが必要です。掃除機で埃を取り、湿度・温度を管理し、直接水をこぼさないよう注意しましょう。

また、表替えを定期的に行い、畳を新しく保つことも大切です。

40年物の畳でも新調不要!100年畳への挑戦を

畳を大切に使い、適切な手入れを行えば、なんと100年もの間、その価値を享受できるかもしれません。表替えと日々の手入れを続けて、100年畳を目指しましょう!

  1. 畳の寿命は素材や使用状況による部分が大きい。
  2. 畳は主に畳表(表皮)と畳床(芯材)で構成される。
  3. 畳表は主にイグサで作られ、使い方や管理により寿命が変わる。
  4. 畳床はかつては稲わらが主流だったが、現在では化学製品を原料とするものも多い。
  5. 一般的に畳表の寿命は10年、畳床の寿命は30~40年とされる。
  6. 表替えという手段があり、これにより畳の見た目を綺麗にし、寿命を延ばすことが可能。
  7. 40年使用した畳でも表替えを行えば、新たな命を吹き込むことができる。
  8. 表替えを行うと、畳の見た目が綺麗になり、イグサの香りが戻り、リラクゼーション効果が得られる。
  9. 表替えの手順は、畳屋への依頼、畳の引き取りと張替え、畳の敷き直しとなる。
  10. 畳の寿命に大きな影響を及ぼすのが畳床の状態。乾燥していてしっかりしていることが重要。
  11. 畳床がしっかりしていて、裏が乾燥していれば、その畳はまだまだ使える可能性が高い。
  12. 畳床の裏の糸が広範囲で切れている場合は、新畳に交換をおすすめする。
  13. 表替えにより畳の寿命を延ばすことが可能。見た目も綺麗になり、長く使い続けることができる。
  14. 畳を清潔に保つためには、掃除機をかけたり、たまに干して乾燥させることが必要。
  15. 適切な環境と手入れを行えば、畳は100年も持つことが可能。
  16. 畳が長持ちするためには、湿度や温度管理が重要。エアコンや除湿器の利用、暖房の管理などが必要。
  17. 畳の手入れにはそれなりの予算が必要となる。
  18. 40年経過した畳でも、床下が乾燥していて畳床もしっかりしていれば、表替えだけで問題ない。

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