【写真あり】ゲゲゲ!きたろう畳に遭遇!張り替え不可の理由とは?

畳マン六代目
畳マン六代目

こんにちは、畳マン六代目です。お見積り先で見た床を、最初は「上敷きですか?」と聞いてしまいました。よく見ると、畳表は床に貼り付き、畳縁も縫い付けてありません。普通の畳のように引き上げて表替えする構造ではなかったのです。

畳床へ縫う畳と、床へ貼られた畳表の違い

Facebookの畳屋仲間に教えてもらった名前が「きたろう畳」でした。このお宅では、畳表がのり付けされ、畳縁も両面テープのようなもので貼られていました。

床に貼られた畳表と、周囲の納まり

普通の表替えは、畳床から古い畳表と畳縁を外して張り替える仕事です。この床には、そのまま同じ工事を当てはめられません。

畳表の端を持ち上げ、貼り付けられた部分を見る様子

貼り付け方と、作り付け家具が判断を変えました

以前に畳替えを頼んだところ、この床は対応できないと断られたそうです。私がこの部屋を畳にするなら、裏にあるパーツを取り除き、極薄の畳を製作して納める必要があると考えました。

ただ、このお宅では畳表の上に作り付けの家具があり、その下を剥がせませんでした。床をどう外せるか、家具や建具とどのように納まるかまで見て、工事を考える必要がありました。

このときは、別の和室を表替えすることに

まずは、この部屋とは別にある普通の畳の和室を、表替えすることになりました。床へ貼られた部屋はそのままにし、表替えできる和室から手を入れる選択でした。

見た目が畳でも、同じ方法で張り替えられるとは限りません。床に貼られているように見える場合は、無理に剥がさず、今の状態をお知らせください。写真があれば最初の相談の参考になり、現物を見て工事を考えます。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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