皆さんこんにちは、畳マン六代目です!
最近腰が重くてヘルニアの恐怖が蘇るかと思うほどですが、元気に畳のお仕事を続けています。
今回は、6畳和室の畳表替えにかかる時間についてお話しします。
一般的な畳表替えのスピード
6畳和室の畳表替えにかかる時間
6畳和室の畳表替えにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
これは畳屋さんの仕事の仕方や設備によって大きく変わりますが、基本的にはほとんどの畳屋さんが朝引き取り、夕方納品というスタンスを取っています。
おおよそ12畳までなら即日仕上げが可能です。
しかし、即日仕上げが難しい場合もあります。
例えば、畳の状態が非常に悪い場合や、特別な修理が必要な場合には、時間がかかることがあります。そのため、事前に畳の状態を確認し、必要な補修などを考慮した時間になったりいたします。
後日納品のパターンと理由
畳屋さんの経営方針や仕事の流れによっては、後日納品のパターンもあります。
畳を預かった当日は他のお客様宅の畳や現場の引き上げ、見積もり、採寸などに時間を使い、翌日に複数現場まとめて製作納品する場合があります。
これは効率的な作業スケジュールを組むためであり、お客様の要望に応じて柔軟に対応しています。
また、安いチラシで仕事を集めるお店では、地域ごとに畳を大量に引き上げ、数日後に大量に納品する効率重視のところもあります。
これにより、コストを抑えつつ、多くのお客様に対応できるようになりますが、あまり補修には力を入れていないようです。
青畳工房の1日1間の基本方針
私、畳マン六代目のお店である青畳工房では、「1日1間」を基本にしています。
6畳間ならば朝引き取り夕方納品とし、設備的には1日に40畳以上も作れるのですが、基本的には1間までにしています。
なぜ1日1間の流儀を変えないのか?
確かにもっと作れるなら作った方がいいのではないかと言われることもありますし、畳表替えを待っている方も常にいます。
しかし、1日1間の流儀は変えません。理由は、畳の修理に時間をふんだんにかけることができるからです。
畳表替えはただ単に表面の畳表(イグサの部分)を新しいものに張り替えるだけではありません。
畳は年数が経つと縮んだり、凹んで凹凸ができたりします。
1枚1枚そういう箇所の補修を行いながら張り替えを丁寧にすると、それなりの時間がかかります。
さらに、当店は多くの従業員がいるようなお店ではなく、お客さんの対応や電話も畳マン六代目が行っています。
そのため、しっかりと畳の説明をする時間も必要になります。
お待たせして申し訳ありません!
青畳工房では、このようなスタンスでやっているため、部屋数が多いお宅が続くとどうしてもお待たせしてしまいます。
通常で半月から1ヶ月ほどお待たせしてしまうことがありますが、それでも待っていただけることに本当に感謝しています。
お客様には、待つ価値があると感じていただけるよう、丁寧さと補修技術など当たり前のことを当たり前にしっかりと仕事で表現させていただきます。
お待たせしてしまうことは申し訳ありませんが、畳マン六代目を選んでくださったお客様ばかりなので、無理を聞いてくださり本当に助かります。
どうかお急ぎのお仕事は他のお店にお任せいただき、私たちにはじっくりとした畳表替えをお任せいただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ざっくりまとめ
- 畳表替えにかかる時間について
- 6畳和室の畳表替えのスピードは朝引き取り夕方納品が一般的で、12畳までなら即日仕上げ可能
- 後日納品のパターンもあり、経営方針や仕事の流れによって異なる
- 青畳工房の基本方針は「1日1間」で、畳表替えに時間をかけるため修理にも時間を充てられる
- 畳表替えは表面の畳表を張り替えるだけでなく、畳自体の補修も必要である
- 青畳工房では、半月から1ヶ月ほどお待たせすることがある
- 畳マン六代目はお客様のご希望に添えるよう努めているが、お急ぎの場合は他のお店にご相談いただくことを推奨する
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