初めての畳選び、どこから考える?土台・素材・工事の基本

畳マン六代目
畳マン六代目

畳替えを考えると、工事も素材も選択肢があり、どこから決めるか迷います。私が現物を見るときは、まず今の畳床を使えるか、その後に畳表と仕上がりを一緒に考えます。

今の畳床を使えるなら、表替えを考えます

裏返しは今の畳表の裏面を使い、表替えは畳床を生かして畳表と畳縁を新しくします。新畳は土台の畳床から作る工事です。

畳床の強さ、傷み、湿気、寸法、縫い糸を確かめ、補修・寸法・高さの調整で使えるかを見ます。表面が傷んでいる、年数が経ったという理由だけで新畳には決めません。沈みは畳床と、畳を上げて見える床板を分けて確認します。

表替えにも、土台を整える仕事があります

表替えは、表面だけを外してそのまま張る仕事ではありません。畳床を傷めないよう古い畳表を外し、古い糸を整理し、へこみや寸法を補修・調整してから新しい畳表を張ります。最後に部屋へ敷き込み、納まりを整えます。

素材の違いは、実物で比べてください

い草、和紙、樹脂は、香りや手触り、見た目、手入れの方法が異なります。青畳工房では、い草の畳表は国産のみを扱い、い草の質、選別、織り、表面、手触りを比べて選びます。色や産地だけで品質を決めるものではありません。

ご自宅へ見本を持参し、座る部屋、人を迎える部屋などの使い方と、好みや予算を伺ってご説明します。長所だけでなく、その素材の手入れや気を付ける点もお伝えします。

費用は、必要な工事と部屋全体で比べます

新畳では畳床から製作する費用や古畳の処分費が加わります。表替えでも、畳表、枚数、寸法、必要な加工などによって費用は変わります。単に一枚の価格を比べるだけでなく、何を行い、何が含まれるかを確かめてください。

六代目本人が相談から製作、敷き込みまで担当します。見本と現物確認で工事を選び、部屋全体の総額を聞いてから、ご依頼を決めていただけます。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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