畳マン六代目が語る畳入門

畳マン六代目は、代々佐賀で畳屋を営んでいる職人です。
今回の記事では、畳の種類や料金の違い、畳の材料について詳しく解説していきます。
1.1. 畳替えの種類とそれぞれの特徴
畳替えには、新調、新調入れ替え、表替え、裏返しなどの種類があります。新築時には新調が行われ、古くなった畳を全て入れ替えるのが新調入れ替え、表面の畳表と畳縁を取り替えるのが表替え、表面の畳表を裏表にひっくり返して張り直し、畳縁を付け替えるのが裏返しです。
1.2. 新調入れ替えと表替えの料金の違い
新調入れ替えと表替えの料金の違いは、材料費、手間代、処分代によって異なります。
新調入れ替えでは、採寸の手間がかかり、畳床代と加工代が古畳の処分代などが発生します。
一方、表替えは、畳床代がかからない分、料金が安くなります。
1.3. 作業工程数と手抜きについて
畳屋さんによっては、作業工程数を省いて手抜きをすることがありますが、それでは良い仕事はできません。
畳は長く使うものですから、強引な値引き要求をすると、材料の質を落とされたり、手抜きされたりするリスクがあることも知っておいた方がいいです。
良質な畳には適正な価格がありますので、信頼できる畳屋さんに任せることが大切です。
畳の材料について知ろう
2.1. 畳表の種類とそれぞれのメリット・デメリット
畳表には、い草製、樹脂製、紙製などの種類があります。い草製は、天然素材であり風合いが良く、湿度調整や消臭効果がありますが、化学表(樹脂製や紙の畳表)に比べ耐久性に劣る場合があります。
化学表は、管理が簡単で耐久性や色褪せに優れていますが、天然素材特有の風合いや機能が著しく劣ります。
2.2. きちんと教えてくれる畳屋さんの見分け方
良い畳屋さんを見分けるポイントは、適切なアドバイスができることや、丁寧な対応ができることです。
また、畳の種類や材料について詳しく説明してくれ、あなたの要望に合った提案ができることも大切です。
2.3. 畳マン六代目が考える、畳屋が行うべきポイント
畳の良さを知るにはには、畳の機能やメリットをしっかりと理解し、それを我々畳屋さんが実感できるよう伝えることが重要です。
例えば、イグサならではの畳の心地よさや湿度調整機能、自然素材ならではの安心感などをアピールすることで、畳の魅力を少しでも理解してもらえるでしょう。
また、畳に関する疑問や悩みに対して適切に説明し、生活環境に合わせた材料を選ぶ際のアドバイスも行うことで、畳を選ぶ際の不安を減らしてあげることができるはずです。
【まとめ】

本記事では、畳マン六代目が語る畳の世界と畳の材料について詳しく解説しました。
畳替えの種類とそれぞれの特徴、新調入れ替えと表替えの料金の違い、作業工程数と手抜きについて注意することが大切です。
また、畳表の種類とそれぞれのメリット・デメリットを知り、きちんと教えてくれる畳屋さんの見分け方を押さえることが重要です。
畳の良さやデメリット、畳の機能などきちんと教えてもらい、疑問や悩みに応えられる畳屋さん。
これらを踏まえて、畳店選びや畳替えを行なって、より良い畳ライフを楽しんでくださいね!
1.1 畳替えの種類と特徴
1.2 新調入れ替えと表替えの料金の違い
1.3 作業工程数と手抜きについて
2.1 畳表の種類とそれぞれのメリット・デメリット
2.2 きちんと教えてくれる畳屋さんの見分け方
2.3 畳マン六代目が考える、畳屋が行うべきポイント
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