畳が反り上がった集会所|畳を上げて分かった床板の状態

畳マン六代目
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こんにちは、畳マン六代目です。新しい畳を納めた集会所から、約1か月後に「畳が反り上がった」と連絡がありました。畳を上げると、押し上げていたのは床板でした。見た目だけでは原因を決められないことを、実際の現場からお話しします。

床を修繕して、新しい畳を納めた集会所

最初は、床が傷んでいるので修繕と畳の新調をしたいというご依頼でした。床板や束が腐り、床が抜けていた部分もありました。大工さんが床板などを修繕した後に畳を採寸し、納めました。

納品時には畳が収まっていましたが、約1か月後に連絡を受けて伺うと、複数の畳が上に反り上がっていました。

反り上がった畳と、その下の床板

畳を上げると、床板が波打っていた

畳を1枚外して確認すると、下の床板が大きく波打っていました。この現場では、湿気を吸った板が膨らみ、板同士が押し合って盛り上がり、その上の畳を押し上げていました。

畳を上げて見える床板と畳の際

畳が反っているからといって、畳だけを作り直せばよいとは限りません。畳床と、その下の床板を分けて見る必要があると感じた現場です。

建物側の原因を整えてから、畳の工事を考える

畳替えでは、畳床の状態と、畳を上げて見える床板を確認します。床板の修繕や建物側の湿気対策が必要な場合は、大工さんなどに相談する内容です。畳工事だけで、建物側の不具合まで解消できるとは限りません。

沈みや浮きが気になる場合も、畳床の傷みなのか、床板側の状態が関わっているのかを確かめてから、必要な工事をご説明します。畳が沈むときに確認することもご覧ください。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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