畳を封冠機のタッカーで作っていた時代

タッカーで止めた畳表の驚きの事実と現代の畳工法について

やってはいけない技術は昔からある

👋みなさん、畳の魅力にどっぷりハマってみませんか?「畳マン六代目」こと、江戸時代から続く畳屋の六代目がお届けする、畳の深い歴史と技術への旅。
かつて使われていた、タッカーという道具で畳表を止める古い製法から、現代の進化した畳製作技術まで、まさに畳界の過去から現在へ、スペシャルガイドです!😮🛠️知識を深めて畳愛を増やしましょう。

みなさん、畳を見たとき、その製法について考えたことはありますか?今日は、かつて多く見られた、タッカーで畳表を止める古い製法と、現代の畳製作の技術についてお話しします。🛠️

タッカーで畳表を止める旧製法の驚き

昔の畳によく見られる製法で、40年から50年前くらいによく使われていたものに、「タッカーで畳表を止める」という方法があります。
これは、ダンボールを止めるような金具(封冠機)を使用して、畳表を框に固定する方法です。😲
手縫いが大変なのでできた工法なのだと思います。

しかし、この方法には問題があります

  1. 錆:金具が錆で朽ちて行きますので最悪の場合、畳表が剥がれてしまいます。
  2. 痛み:金具が錆ることで周囲の藁も侵食される。さらに綺麗に金具が抜けず畳の中に残ってしまう。

以上の理由から、この工法は現代では使われていません。

現代の畳製作の技術

畳製作は、古くから続く伝統工芸ですが、その製法は時代と共に進化しています。
今日では、封冠機を使って畳表を止めている畳屋さんはまず見かけません。

その代わりに、逢着機と呼ばれる大きなミシンのような機械を使って畳表を縫い止めます。
この方法は、畳表を縫い付けるため、上記の旧製法で見られた錆や藁の痛みといった問題を引き起こすことがありません。
古来より畳は手縫いで縫い留めていました。

しかし、 はまだ市販されており、特殊な環境、例えば離島などの仕事で使用されることもあるとか・・。

そしてこの封冠機ではなくもっと小さなタッカーで畳を作る業者もいます全てタッカーです。
畳表だけではなく畳ヘリまで、、。何でも屋が見ようみまねでやっているようですが危険極まりないですね。

以上、ちょっと昔の製法と現代の畳製作の技術について解説しましたが、どうでしたか?
畳には、見た目以上に深い技術と歴史が詰まっています。
これからも、皆さんと一緒に畳の世界を探求していきたいと思います。🚀📚

  1. 40~50年前、タッカー(封冠機)を用いて畳表を框に固定する工法が一般的だった。
  2. この工法は、畳作りが手縫いで大変だったために開発された。
  3. しかし、金具が錆びて朽ち、畳表が剥がれる問題、また錆が藁を侵食する問題があった。
  4. これらの問題から、この工法は現代ではほとんど使われていない。
  5. 現代の畳製作技術では、逢着機という大きなミシンのような機械で畳表を縫い止める。
  6. この新工法は錆や藁の痛みといった問題を起こさない。
  7. 封冠機は現在も市販されており、特殊な環境(例えば離島)で使用されることもある。
  8. 封冠機ではなく、より小さなタッカーで畳を作る業者も存在する。この場合、畳表だけでなく畳ヘリまでタッカーが使われる。ただし、この方法は使用者に危険性を伴う。
  9. 畳製作には、見た目以上に深い技術と歴史が詰まっている。

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この記事を書いた人
畳マン六代目

創業170余年・青畳工房の「畳マン六代目」こと古賀隆夫。
古賀畳工業所から法人化し現在、正式な社名は「株式会社WT」であり、その代表取締役。
1982年生まれの畳製作一級技能士。

佐賀工業高校卒業後、3年間週1回の畳訓練校に通いつつ福岡県の中村製畳店にて弟子として修行。
その後ご縁があり山口県の荒川氏や奈良県の浜田氏など畳製作技術のスペシャリストの方々を師事することで通常業務では知り得ない技術の真髄を学ばせて頂く。

国産畳表を愛し、佐賀県最後のイ草生産者吉丸氏や、熊本県八代市のたくさんのイ草生産者さん達との繋がりを最高の財産だと考えている。

「中国産イ草を使わなければならないのであれば、その仕事はキッパリ断る」がポリシー。

時には伝統的な技術と新しいアイデアを融合し、家族が笑顔でほっとする空間作りを目指しています。

ありがたいことに地元佐賀や福岡のメディア取材多数頂いてます。
STS・NHK・ぶんぶんTV・FBS・FM佐賀・NBC・えびすFM・雑誌新聞等

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