
こんにちは!畳マン六代目だよー!
佐賀市若宮で畳の張り替え、表替え工事をしたよー!
隙間が1cm
今回のお宅は畳を一方に寄せると1cmほどの隙間がつらーっと空いてしまっていました。

これはこの季節床下からの隙間風が辛そー
隙間は直せます
畳部屋の隙間が気になるという方は結構いらっしゃいますが、実は表替えをする際に当たり前のことを当たり前にする畳屋さんならばきちんと補修をして隙間を無くしてくれます。

当たり前のことを当たり前にするには格安などでは受けれないのです。ということは・・・よくチラシなどで見かけるような価格だと材料が安物というだけではなく・・
そもそもどうして隙間ができる?
新築の新しい時には気にならなかった畳の隙間。なぜ隙間が今になって気になるのか。
それは
畳が縮んだからなのです。
畳は丈方向は特によく縮みます。畳表の張力によることもありますし、水分を吸ったり吐いたりの繰り返しで僅かに縮んできます。
また、特に新築の場合、畳寄せ(畳部屋の壁にある木の部分も伸縮して痩せてきます。
それらの要因を重ね合わせることで隙間が広く見えてしまうのです。
さらに地盤が安定していないところは家そのものが沈んだりして狂ってくる場合もあります。
まれに、新築から隙間だらけの部屋がありますけどねwそれは施工した畳屋さんが悪いですw

畳も木も呼吸しながら縮みます。
当初からデカイ隙間をそのままにする畳屋さんもどうかと思いますがね。。
どうやって隙間を直すの?
畳を張り替える際に、既存の古い畳表や畳縁を解いて外します。
そして隙間分を計算して、畳の框に当て物を入れたり、巾方向の畳表の裁断幅を広くしてカットしたりして調整します。
また、畳表を張ってみると以前の寸法より小さくなることもあります。それば新しい畳表の張力に古くなった畳床が耐えられず縮んでしまうのです。
その場合、その張力による縮みも計算して当て物を追加したりして畳の張り替えを行います。

畳の表替えはただ単に表面の畳表を張替えるだけではありません。
しっかりと補修をして少しでも畳の寿命を延ばし長く使えるようにするのが畳屋さん。
見えない部分の畳の芯材を傷つけて寿命を短くするような作業をする畳屋さんもいます。
ワザと畳の寿命を短くしているわけではなく、作業の正しいやり方を知らない事により、結果的に畳の状態を悪くしてしまっていることがあります。
畳の裏返しの時も出来るだけのことをします。

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