手縫いの理屈を持って機械を使うことで現代版の綺麗な畳が作れる

神は細部に宿る?

一枚一枚、心を込めて畳を製作しています。
こんにちは!私たちは江戸後期から続く畳屋六代目、青畳工房の畳マン六代目です。
畳製作一級技能士の私が、お客様の快適な生活を実現するために、一日一間の仕事に全力で取り組んでいます。
しかし、今の時代、多くの畳屋が機械製の畳が綺麗だと誤解しているようで心配です。
本当に美しい畳は、何と言っても手作業に宿るのです。
そこには、畳一枚一枚にかけられる緻密な技術と心からの愛情が詰まっています。
機械に踊らされず、畳一枚一枚に真心を込めて、その美しさと耐久性を引き出す。それが、畳マンの仕事です。

畳の張替えは、一日一間のこだわりの仕事です 🌾

畳の製作には、様々な工程と緻密な技術が必要です。
畳マン六代目の場合、設備的な生産能力は一日に50枚程度です。
しかし、基本的に一部屋分、つまり6畳や8畳しか請け負わないようにしています。
なぜなら、畳製作はただ量をこなすだけの仕事ではなく、畳一枚一枚に手間暇をかけることでより美しく、耐久性さえも変わってくるのです。
そこには、機械ではできない部分が存在します。😊

畳の美しさは手作業にこそ宿る 🎨

畳製作において、手縫いと機械縫いの比較は常に議論の対象となります。
機械縫いが綺麗だという意見もありますが、手縫いの繊細さには機械がどこまで追いつけるのか?
それはあくまで「手縫いが下手だから機械縫いの方が綺麗」という解釈に過ぎません。
時代と共に、手縫いのみの仕事は金額的な問題から現代では難しくなりましたが、手縫いの技術を理解し、機械を使うことが重要なのです。
機械に使われるのではなく、機械を使う。この考え方が大事です。👌

表替えでは補修も大切 ✨

畳の表替えや裏返しを行う際には、新しい畳表を張り直すだけでは十分ではありません。
数年から数十年使われた芯材に新しい畳表を張る仕事は、畳床を傷つけない畳のバラし方、前回の畳糸の綺麗な除去、経年劣化で縮んでしまった畳床の丈出し、家具でできた凹みの補修など、さまざまな工程を含みます。

  1. 畳床を傷つけない畳のバラし方
  2. 前回の畳糸の綺麗な除去
  3. 経年劣化で縮んでしまった畳床の丈出し
  4. 家具でできた凹みの補修

これらの手間をかけていくと、機械の流れ作業ではできないほどの時間が必要となります。
しかし、畳マン六代目はこの一連の手間を惜しまず、お客様に快適に使用していただけるような美しい畳を一日一間の工程で提供しています。
そんなことを心がけて、私たちは日々畳職人としての仕事に取り組んでいます。😊

それでは、次回も畳についての有用な情報をお届けしますので、お楽しみに!👋

畳屋の看板
  1. 機械に使われるのではなく、理屈を持って機械を操作することが重要。
  2. 畳の張替えは一日一間のこだわりの仕事で、各畳に丹念な手間をかける。
  3. 畳の製作には多数の工程と緻密な技術が必要。一日に50枚程度の生産能力があるが、一部屋分しか請け負わない。
  4. 畳の美しさは手作業によって生まれ、機械では達成できない部分がある。
  5. 手縫いと機械縫いは畳製作において常に議論の対象。手縫いの技術を理解し、機械を活用することが重要。
  6. 畳の表替えや裏返しでは、新しい畳表を張り直すだけでなく、畳床の傷を避けるバラし方、前回の畳糸の除去、縮んだ畳床の丈出し、家具による凹みの補修など、補修も重要。
  7. 畳マン六代目は一日一間の工程で、時間をかけて畳の製作と補修を行い、快適に使用できる美しい畳作りを目指す

青畳工房はここにあるよ!


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