県営団地の退去と畳替え、JASの畳表

県営団地の退去時の畳替えについて、以前、仕事を受けていた頃に考えたことがあります。次に住む方のための工事でも、価格だけで材料と仕事を決めてよいのか、という疑問でした。

以前、退去工事の指定業者をやめた理由

当時の仕事では、決められた予算に合わせるために、材料や張り替えの手間をどこまで残せるかが問題になりました。私が納めたい畳と、その仕事の条件が合わず、指定業者をやめました。

これは私が経験した仕事の話です。退去時に畳替えが必要か、誰が費用を負担するかは、入居時の契約や管理者の案内を確認してください。退去するから必ず入居者がすべて交換する、とは決められません。

規格だけでなく、現物の畳表も見る

公共工事などでは、畳表の規格や等級が指定されることがあります。一方で、私が使う材料を選ぶときは、表示だけで判断せず、い草の質、選別、織り、表面、手触りも確かめます。

産地名や色だけで品質が決まるわけではありません。当店は国産い草を使い、使う部屋と予算に合う見本をお客様と比べます。

工事に含む仕事と総額を聞いて選ぶ

表替えでは畳表を新しくするだけでなく、使える畳床を確認し、必要な補修や寸法・高さの調整をして納めます。材料と仕事の内容が分かってこそ、見積りを比べられると思うのです。

お見積りでは、必要な工事と部屋全体の総額を説明します。見本・見積りで比べられることを聞いてから、ご依頼を決めてください。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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