数秒の手間を惜しむ?手抜きの表替え作業の一つ「古い畳糸の除去の有無」

一つ一つの手間が畳屋レベルを左右する

👋こんにちは!六代目畳マンこと青畳工房の一級技能士がお送りする畳の話題、皆様お待ちかねでしょう?
今日は、なんと畳の寿命を左右する”畳糸”についてです!💡
畳糸の扱い、見えないところだからと言って手抜きしてませんか?
それはあなたの畳の寿命を奪ってしまうかも!😱
その大事な畳糸について、どう扱うべきか、そしてその適切な手順が畳の美しさと寿命を守ることにつながることを、一緒に見ていきましょう!✨

畳は日本の伝統的な生活空間で、その美しい和の風情が愛されていますね。
今回は、畳の表替えについて、特に「畳糸」の扱いに焦点を当ててご紹介します。
その一見小さな手間が、畳の寿命を左右するんですよ。😮

畳糸とは何か、その役割を理解しよう

畳の表替え作業では、畳表や畳縁を縫い付けるために「畳糸」が使われます。
これはどこの畳屋さんも縫うというのは重要な作業の一部です。👍
畳糸は表面からは見えないところで大きな役割を果たしていますが、それゆえに手抜きが行われることがあります。

手抜きの結果は、畳の寿命が縮まったり、仕上がりが悪くなるというマイナス面が生じるのです。

なぜ畳糸の手抜きが問題なのか?

畳の表替えを行う際、古い糸を残したまま新しい畳糸を縫い付けると、問題が発生します。
具体的には、新しい糸が古い糸を縫い締めてしまい、畳の形が崩れてしまうのです。😱
これは、畳の形と寿命を大きく低下させます。

そのため、前回の表替えから糸が残っていると、その後の作業を行う畳屋さんは複数回分の古い糸を抜いたりと大変な手間をかける必要があります。
畳の裏面なので、畳屋さん以外が気づくのは困難ですが、しっかりとして欲しいものです。

正しい畳表替え作業のポイント

それでは、どうすれば正しく畳の表替えを行うことができるのでしょうか?
答えはシンプルです:古い畳糸をしっかりと取り除くことが大切です。

  1. 畳表や畳縁を縫い付ける前に、古い糸を切る: 畳糸を切り取ることから作業を始めます。この手間を惜しまずに行うことが重要です。
    この時、畳表や畳縁を縫い付けている糸以外は切らないように注意します。
  2. 古い糸を完全に抜く: 畳糸を切った後、古い糸を残らないよう抜いて取り除きます。
    この工程が適切に行われないと、新旧の畳糸が絡まり余計な力がかかり、畳の形状が崩れる可能性があります。
  3. 新しい畳糸でしっかり縫い付ける: 最後に、新しい畳糸で畳表と畳縁をしっかりと縫い付けます。ここでも手間を惜しまず、丁寧に作業を行うことが大切です。

このように、畳糸の取り扱いに注意を払うことで、畳の寿命を延ばし、美しい仕上がりを実現することができます。👌🌸

まとめ:正しい畳表替えは、畳の長寿命の鍵

畳の手入れは日本の伝統文化の一部であり、畳の寿命を延ばすためには適切な手順を守ることが必要です。
畳糸の取り扱いは見えにくい部分ですが、その影響は大きく、適切な作業が畳の寿命を大きく左右します。

畳糸の扱いに注意を払い、適切に畳の表替えを行うことで、畳の美しさと寿命を保つことができます。手間を惜しむなら、それがどんな影響を及ぼすのか考えてほしいですね。
正しい手順を守ることで、あなたの大切な畳は長く美しく保たれますよ!👏🎍

以上が畳の表替え作業における畳糸除去の重要性についての説明です。
この記事が皆様の畳屋さん選びの参考になれば幸いです。

  • 畳糸とは畳表や畳縁を縫い付けるためのもので、一見見えにくい部分でも重要な役割を果たしています。
  • 畳糸の手抜き、つまり古い糸の除去を省くと、畳の寿命が縮まったり仕上がりが悪くなるマイナス面が出てきます。
  • 古い糸を残したまま新しい糸を縫い付けると、新しい糸が古い糸を縫い締めてしまい、畳の形が崩れる可能性があります。
  • 正しい畳表替え作業のポイントは、古い畳糸をしっかりと取り除くことです。これには、畳糸を切る、古い糸を完全に抜く、新しい畳糸でしっかり縫い付ける、の3つの手順が含まれます。
  • 畳糸の取り扱いは見えにくい部分ですが、その影響は大きく、適切な作業が畳の寿命を大きく左右します。
  • 畳糸の扱いに注意を払い、適切に畳の表替えを行うことで、畳の美しさと寿命を保つことができます。

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この記事を書いた人
畳マン六代目

創業170余年・青畳工房の「畳マン六代目」こと古賀隆夫。
古賀畳工業所から法人化し現在、正式な社名は「株式会社WT」であり、その代表取締役。
1982年生まれの畳製作一級技能士。

佐賀工業高校卒業後、3年間週1回の畳訓練校に通いつつ福岡県の中村製畳店にて弟子として修行。
その後ご縁があり山口県の荒川氏や奈良県の浜田氏など畳製作技術のスペシャリストの方々を師事することで通常業務では知り得ない技術の真髄を学ばせて頂く。

国産畳表を愛し、佐賀県最後のイ草生産者吉丸氏や、熊本県八代市のたくさんのイ草生産者さん達との繋がりを最高の財産だと考えている。

「中国産イ草を使わなければならないのであれば、その仕事はキッパリ断る」がポリシー。

時には伝統的な技術と新しいアイデアを融合し、家族が笑顔でほっとする空間作りを目指しています。

ありがたいことに地元佐賀や福岡のメディア取材多数頂いてます。
STS・NHK・ぶんぶんTV・FBS・FM佐賀・NBC・えびすFM・雑誌新聞等

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