佐賀市富士町へ6畳間の新しい畳に入れ替えの為の採寸

佐賀市富士町へ、6畳間の畳を新しく入れ替えるための採寸に伺いました。畳は同じ「6畳」でも、部屋ごと、敷く位置ごとに寸法が違います。今回は、対角線にも約1cmの差がありました。

四方の長さと、対角線の差を測る

短い側だけに合わせると隙間ができ、長い側だけに合わせると納まらないことがあります。部屋の四方の長さを測り、対角線の差を見て、畳の形と割り付けを考えます。

私が使う採寸方法の一つが割本法です。今回も対角線を比べながら、一枚ずつの寸法を決めました。

畳の採寸

細い糸を張って、壁の曲がりも見ます。出来上がった畳を持っていくだけではなく、この採寸から敷き込みまでが畳を納める仕事です。

畳を上げると、床板も見えます

古新聞

古い畳の下には新聞が敷かれていました。このときは新聞と畳にシロアリが見られたため、状態を確認しました。

畳店が確認するのは、畳床と、畳を上げて見える床板です。建物側の傷みが疑われる場合は、その状況をお伝えし、必要な専門の確認につなげます。新しい畳を敷くだけで建物側の問題まで直るわけではありません。

畳の下でシロアリが気になるときの確認と専門調査

部屋に合わせて作り、現物に合わせて納める

寸法の違いや壁の曲がりを測るのは、隙間や無理な押し込みを避けて納めるためです。新畳の採寸では、古い畳を外して見える状態も確かめながら、製作の段取りを考えます。

今の畳床を使えるか、表替えで整えられるかも、年数や隙間だけでは決めません。表替えと新畳の違いからご覧ください。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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