こんにちは!畳マン六代目です!先日、東京に行ってきました。毎回思うんですがどこ行っても人が多すぎると疲れますねw
畳屋さんで、無料で貰えちゃうアレって?
実は畳屋さんに来店して聞いて見ると殆どの畳屋さんなら無料で貰える物があります。
表替え後の古ゴザ
畳屋さんは毎日のように畳を作ったり張り替えたりしています。
表替えの場合、新しい畳表に張り替えるので張り替える前の古い畳表が廃棄となります。
その古ゴザ(古い畳表)も毎日処分場に持って行くわけではなく、大概の畳屋さんはある程度溜まってから処分場に捨てに行くという感じだと思います。
その古ゴザを無料で分けてもらえることができます。
畳屋さんにとっては持っていてもどうにもできないし場所も取るので本当に助かります!
裏返し、表替え後の古縁
また畳の裏返しや表替え後には張り替え前に付いていた畳縁も廃棄となります。
この古ヘリ(畳縁)もある程度溜まってから焼却場に処分として捨てに行きます。
この古ベリも畳屋さんを訪ねることで貰うことができたりします。
あまりにボロボロの物や汚れが酷すぎるものは廃棄します!
無料だからってどんな人が何に活用するの?
必要じゃない人から見たら一見ただのゴミにしか見えない古ゴザや古縁ですが、これらが必要な方々が一定数いるのも事実です。
まず古ゴザですが、もらいにくる方々の職業の特徴として
農家さん・塗装屋さんが目立ちます。
農家さんは何か干物(切り干し大根とか?)をするときに使ったりするみたいです。塗装屋さんは養生に敷いてたりするみたいですね。
知り合いの車の修理もやってる板金塗装屋さんは、出張先で車の下に潜り込む時も地面に敷いたりするとのことでした。
また一般の方もレジャーシート代わりや趣味の干物に使われる方々がいます。
古ベリは、ほとんどが農家さんが貰っていかれる事が多いです。
用途としては、農作物を育てるときなどに何かをきびる、「きびる」とはこっちの方言で縛るってことです。
いつも通り書いてたら方言かもって思って調べたら九州の方言でしたw
耐久性があり役に立つそうです。
これもある意味エコなリサイクル!昔から古くなった畳はこういった活用がされてきました。
稀にわらしべ長者状態になることが
畳屋としてはゴミとしてお金を出して処分する古ゴザや古ベリなので本当に気を使わなくて貰わずにいいんですが、たまにお礼を下さる事があります。
当店では古ゴザ古ヘリにお金は頂きません。むしろたくさん頂いてくれると有難いくらいです。
しかし農家さんなどが多いからか、野菜を頂いたりする事があります。
本当に気を使わなくて結構なのですが、捨てるはず物が野菜に変わるというわらしべ長者を体験できますw
一度あったのが、古ゴザが椎茸の原木に変わった事がw
頑張って育てて椎茸できましたよ!www
古ゴザや古縁がご入用の方は近所の畳屋さんなどを訪ねてみてくださいね!きっと喜んで分けてもらえると思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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