二方縁本式縫い礼盤の作り方を画像付き公開

これから先もなかなか作る機会が無さそうなので、忘れないように書き記しますf^_^;)
二方縁の礼盤です。

一見ただ紋縁がついている畳に見えますが実はかなり難しい作り方になります。
たぶんこの技法通りのはうちの辺りでは私しか作れないと思います。といっても床作りは建材床で略式です。
まずは
当然手縫いで上敷きを二種類作ります。

2種類?なんで?って思われるかもしれませんが、裏表に必要になるのです。


上ゴザ・・・畳の表側に使用するゴザになります。

受けゴザ・・・畳の裏に使うゴザになります。

まずは受けゴザを床に縫い付けてから返し縫いをしておきます。

そして上ゴザを重ねます。

上ゴザを張り、畳を裏返し框をモモトジします。

この厚紙が側面から綺麗に見えるように作るための重要な隠し味です。

裏の紋合わせはそんなに気にする必要はないと思われます。

裏側終了。

再び表に返し、上ゴザと受けゴザの紋を曲がり針と木綿糸でクケ縫いしていきます。これが時間がかかりまくります。

またまた隠し味。縁引を角に差し込んでグッと。
完成です。

この作業にかかりっきりで一枚作るのにまる二日はかかります(⌒-⌒; )
大変ですが面白いです。


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