こんにちは!畳マン六代目です👋
今日はあまり知られていない「薄畳」についてお話しします。
この特殊な畳は、通常の畳の4分の1から3分の1の厚みしかなく、その厚みはわずか15mmです。
しかし、この薄さが引き起こす可能性がある問題点を知っていますか?
薄畳の使用には注意が必要です。なぜなら、その厚みのために、畳が提供するふんわりとしたクッション性や防音性が落ちてしまうからです。
また、年数や使われ方によっては通常の厚みの畳よりも早く張替えが難しくなる可能性もあります。
この記事を読むことで、薄畳の特性や取り扱いについて理解を深め、自分に最適な畳を選ぶお手伝いができればと思います。
薄い畳の表替えについて詳しく知ろう 👀
極薄畳という存在、ご存じでしょうか?
これは、通常の畳の4分の1から3分の1の厚みしかない特殊な畳です。
その仕上がりは、なんと15ミリ。これは、通常の畳が60〜50mm前後なので、驚くほど薄いですね。
薄畳の特徴とは? 🧐
芯材の厚みがないため、畳が敷かれているのに硬さが感じられます。
これは、本来畳が提供するふんわりとしたクッション性、防音性、そしてくつろげる感覚が大幅に落ちてしまうためです。
ですから、やはり和室の畳はある程度の厚みがあったほうがいいと感じます。
薄畳の表替えには注意が必要! 🚨
薄畳の一番の問題点は、使われた年数や使われ方によって、張替えができないことも多いという点です。
特に、踏まれることで芯材が劣化し、フニャフニャになることが多くあります。心材がボロッと割れてしまうことも珍しくありません。
その上、薄畳の場合、通常の縫い方ができないお店では裏からタッカーで止めるという危険が潜んでいます。
未だ多くの畳屋さんは逢着機械が薄畳に対応していないため、裏面はタッカーだらけになってしまうこともあります。
畳の部屋は何のために作られたのか? 🤔
畳の醍醐味は、ゴロンと寝転がれるところにあります。
ですから、一般住宅でこのような薄い畳を推奨するハウスメーカーは、あまり好ましくはありません。
フロア材の厚みと同じになってしまうため、施工が楽な一面もあるのでしょう。
だけど、それにより、腕の良い大工さんが減ってしまう一因になっていることも確かですね。
最後に
以上、薄畳の表替えについての詳細を説明しました。
もしご自身で部屋の設計に携わり薄畳を選択する際には、その特性と取り扱いについて十分に理解した上で選択しましょう。
青畳工房の畳マン六代目としては、畳の本質を大切にしたいと思います。
薄畳がフィットするシーンもあるかもしれませんが、それによって畳の良さが半減してしまうのは避けたいものです。
通常の畳の厚みが50mm以上であることが理想的です。これなら、畳の持つクッション性や防音性、そしてリラックス感を十分に享受できます。
また、薄い畳の畳表替えを考える際には特に畳屋さんを厳選してください。
そうすれば、逢着機械が対応していない畳屋さんによるタッカーでの固定といったリスクを避けることができます。
畳の部屋は、私たちがリラックスし、くつろぐための場所。その本質を忘れずに、自分に最適な畳を選んでくださいね。🌿
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。この記事が皆さんの畳選びの参考になれば幸いです。✨
1. 薄い畳の表替えについて詳しく知ろう 👀
2. 薄畳の特徴とは? 🧐
3. 薄畳の表替えには注意が必要! 🚨
4. 畳の部屋は何のために作られたのか? 🤔
コメント