先日二日間かけて畳替えをしたお客さんで
二日目の納品の時、
「昨日知り合いの家に行ったら青み少しがある畳だったから、畳替えして1年くらい?」
と聞いたらしいです。
すると3日前にしたとの返事。
畳縁の辺りは真っ白だったのにーなんで?と聞かれました。
それはおそらくですが、、、安物です。
縁際が白いのは根白と呼ばれる部分が上がってるからで、主に安い物は短いイグサを精一杯使うので育っていた頃に根に近い光が当たりにくかった所は白くなります。
根に近い方が硬くて強いですが、一般に短いイグサになるほど粒ぞろいが悪くなるために擦れやすくなります。
当店では佐賀県産でわざと粒ぞろいの良い長いイグサで根の方を精一杯使った畳表を織ってもらい限定で販売したことがありますが、それは耐久性がぐんっと上がった畳表で退色すればツヤのある畳になります。
通常では質のいい根白の上がった畳表はなかなかないので、お客さんのお知り合いが良く説明も受けないまま値段で選んでしまったんでしょうね。
うちが施工した畳とあまりに違い過ぎて畳の良し悪しが良くわかったらしいです。
やっぱり良いのは違うねーだそうです( ^ω^ )
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