こんにちは!畳マン六代目です!
今日はお客さんからの問い合わせや質問でよく聞く縁無し畳の市松敷きの色の仕組みついてお話ししようかと思います。
市松敷きとは
市松模様
市松模様という日本古来の装飾品にも使われていたという格子柄の模様で、チェック柄とも呼ばれる模様になります。
将棋盤のマスがマスごとに白黒白黒みたいな感じの柄w
古墳時代の装飾からも市松模様はあるとかないとか?シンプル故に世界共通の柄なのかもしれませんね!
畳と市松模様の掛け合わせ
畳の敷き方や畳の色を交互に選択して市松模様を表現するやり方が近年は人気があります
古臭いと思われがちな畳も市松敷きだとおしゃれに見えることもあるようです。
本当は市松敷じゃなくてもオリジナル敷き方でかっこいいやり方はありますけどね!
単色(1色1種類)でも市松模様を表現できる
市松敷きについてよく受ける問い合わせが
「市松模様になるように注文したいのですが、薄い色と濃い色を2色選ぶのですか?」
というような質問を受けます。
もちろん2色使ってやる場合もありますが、上記の写真は2色並んでいるように見えますが1色の畳表しか使っておりません。
畳表は縦糸の綿などの糸と横糸に当たるイグサの織物です。
表面には縦糸は出ずイグサしか見えません。
イグサが並んでいる状態に織り上がっている状態です。
畳表は布などと比べると凹凸の大きい織物になります。その畳表で作った畳を90度ずつ向きを変えて交互に敷き詰めていくとイグサの向きが
縦、横、縦、横
横、縦、横、縦
となります。
そう敷くことで光の反射の仕方が変わり隣り合う畳の色が違って見えるのです。
通常のヘリ付の六畳間、8畳間でも向きが違う畳を離れてみると色が違って見えますよ!意外とそのことには誰も気づいてなかったりして、畳を新しくしたり表替えした時に、2枚色が違う!と言われてしまうことがあります。
向きが違うだけですwそんな事を言われた時は、色が違うと言われた畳を外して向きを合わせて隣に置いてやると同じ色だと理解いただけます。
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