今日は床の間の表替えをやったよー。
でもイレギュラーな奴だったからすこし手間がかかっちゃった^^;
これは張替え後なんだけど、この画像じゃわからない苦労が・・。
通常の床の間って、畳表を剥がしたらスノコみたいなのが畳の土台になっていて、スノコの下駄に切れ目を入れて糸をかけ縫っていくというのが正しいんだけどこれは、、ちょっとひっかけるところがなかった・・。
これが横からみたところ。
薄い!!
土台が3mmくらいしかない・・・。
こまるんだよなー建てた大工さんが床の間の作り方を知らないとこんなことしちゃう。年に数回出くわす仕事を知らない大工さんが間違った方法で作った床の間。
張替え前のは別の畳屋さんが作っていたけど、これがまた・・。
裏からタッカーでバチバチ止めてあって、土台が薄いから表面まで貫通。踏むところじゃないからよかったろうけど、小さい子供とか床の間に乗っちゃうことあるからね。危うくケガするところだよ。
畳マン六代目はもちろん縫ったよ!
縫えるようにベニヤ板に穴開けて、一回その穴に糸をきつく通してから、その糸と畳表を突っ張る形で畳表がたるまないように製作!
これならタッカー使わなくていいし、両面テープだと次張替えの時にベニヤ板を壊しちゃうから。
お客さんも依然と全く違う仕上がりにめちゃくちゃ喜んでくれて手間かかったけどその辺はプライスレスだったね(笑)