畳替えは何年ごと?表替え・裏返し・新畳を分けて考える

畳マン六代目
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「畳替えは何年おきがいいの?」と聞かれることがあります。年数はこれまでの使い方を知る手がかりですが、畳表と畳床では、替える判断が違います。

畳表の傷みと、畳床の状態を分けて考える

服につく畳くず、日焼け、シミなどは表面の畳表の状態です。一方、土台の畳床は、強さや傷み、湿気、寸法、縫い糸、補修・調整できるかを見ます。表面が傷んでいても、土台まで新しくする必要があるとは限りません。

裏返し・表替え・新畳で、替える部分が違います

  • 裏返し:今の畳表を外し、裏面を表にして張り直し、新しい畳縁を付けます。
  • 表替え:使える畳床を生かし、畳表と畳縁を新しくします。
  • 新調入れ替え:畳床から新しく作り、部屋の寸法に合わせて納めます。

「何年経ったら次の工事」と順番を固定せず、そのときの状態から選びます。工事ごとの違いを比べてください。

裏返しを考えるなら、シミと裏面の傷みを早めに確認

表面にささくれがあっても、シミなどがなく裏面を使える状態なら、裏返しを選べる場合があります。長く使うほど裏面にも汚れや傷みが出ることがあるので、気になった段階で相談してください。年数だけで仕上がりを保証することはできません。

使える畳床は、補修と調整をして残す

私が表替えで大切にしているのは、古い縫い糸を取り除き、凹みを補修し、部屋の隙間や高さに合わせて畳床を整える下準備です。新しい畳表を張る前の仕事が、納まりにつながります。

再利用できない傷みや、補修・調整では納まらない状態なら新畳を提案します。使えない土台を無理に残すことも、年数だけで交換することもしません。

今の畳と、これからの使い方を見て決めましょう

座る部屋か、寝る部屋か、来客を迎える部屋か。使い方と予算を聞き、国産い草の見本を比べて、必要な工事と総額を説明します。見積りを聞いてから依頼を決めていただけます。

写真はなくても相談できます。裏面を撮るために畳を上げず、今気になっている傷みをLINEでお聞かせください。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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