「畳は何年で交換すればいいですか」とよく聞かれます。目安はありますが、年数だけで一律に決めることはできません。客間と毎日使う寝室では傷み方が違い、日当たり、湿気、家具の重さ、ペットの有無でも状態が変わるからです。
畳替え時期の一般的な考え方
新畳を入れた後、畳表の裏面がきれいなら「裏返し」、表面が傷んだら「表替え」、畳床まで弱ったら「新畳」を検討します。
| 工事 | おおよその目安 | 確認する状態 |
|---|---|---|
| 裏返し | 新畳・表替えから3〜5年前後 | 軽い日焼けや擦れ。裏面にシミがない |
| 表替え | 裏返し後5年前後、または表面の傷みが進んだ頃 | ささくれ、変色、衣服への付着 |
| 新畳 | 畳床の状態により判断 | 大きなへこみ、たるみ、湿気、強い臭い |
これはあくまで目安です。20年以上使った畳でも畳床がしっかりしており、表替えで十分なことがあります。逆に、年数が短くても水濡れやシロアリ被害があれば、新畳が必要になる場合があります。
見た目以外に確認したい交換サイン
- 畳表が衣服や靴下に付く
- 歩くと一部だけ沈む、ふわつく
- 畳と畳の間や壁際に隙間が目立つ
- 掃除してもカビ臭さや湿った臭いが残る
- 家具跡のへこみや段差で歩きにくい
- 畳の下から蟻や土の筋が見つかった
表面だけの問題なら表替えで整えられます。沈み込みや水分の浸透がある場合は、畳床や床板まで確認した方が安心です。
定期的な畳替えには点検の意味もあります
畳を上げると、普段は見えない床板、湿気、シロアリの蟻道、細かな隙間を確認できます。表替えでは、新しい畳表に張り替えるだけでなく、部屋に合わせて隙間やへこみも補正します。
傷みを長く放置すると、畳表だけで済んだものが畳床まで交換になることもあります。「年数が来たから必ず交換」ではなく、早めに状態を確認して、必要な範囲だけ直す方が無駄を抑えられます。
家具がある部屋も事前に確認します
タンスやテレビ台などの家具があっても、畳替えができる場合が多くあります。家具の量、畳の枚数、傷んでいる場所が分かる写真をLINEで送っていただければ、訪問前に段取りを整理しやすくなります。
青畳工房では、六代目本人が畳を確認し、裏返し・表替え・新畳のどれが合うかを正直に判断します。
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畳の交換時期についてよくある質問
畳が黄色くなったら交換時期ですか?
い草が黄金色へ変わるのは自然な変化で、色だけで交換を決める必要はありません。ささくれ、へこみ、臭いなど使いにくさも合わせて確認します。
法事の何日前に相談すればよいですか?
材料や枚数、予約状況で日程が変わるため、予定が分かった段階で早めにご相談ください。急ぎの場合も、対応できる日をご案内します。
一部の畳だけ交換できますか?
可能な場合があります。ただし新旧の色差や畳縁の違いが出るため、部屋全体を見ながら交換範囲を決めます。


