4.5畳の畳替え費用はいくら?縁付き・縁なし、表替え・新畳の総額

「4.5畳だから、1畳価格を4.5倍すればよい」とは限りません。縁付きの四畳半と、正方形の半畳を9枚敷く縁なし畳では、実際の枚数も作り方も違います。さらに、今の畳床を使う表替えか、部屋を採寸して作る新畳かで総額が変わります。

4.5畳は、まず畳の枚数を見ます

「4.5畳」は部屋の広さを表す言い方です。畳そのものが必ず4枚半ある、という意味ではありません。

昔ながらの縁付き畳なら、一畳サイズ4枚と半畳サイズ1枚で納まっている部屋があります。この場合、実際に工房へ持ち帰る畳は5枚です。柱の出っ張りに合わせた畳や、通常とは違う割り付けになっている部屋もあります。

一方、正方形の縁なし畳を敷いた4.5畳なら、半畳サイズ9枚が一般的です。ただし、一畳サイズの縁なし畳や変形畳が使われていることもあるため、部屋の呼び方だけで枚数は決めません。

見積り前に和室を一枚撮っておくと、縁の有無とおおよその割り付けが分かります。畳の境目を数えにくいときは、無理に枚数を断定しなくても構いません。

同じ4.5畳でも、畳の大きさは同じではありません

四畳半という呼び方が同じでも、部屋の縦横寸法は住宅ごとに違います。本間、江戸間、団地間といった呼び方だけでなく、柱や畳寄せ、建物のゆがみに合わせて、一枚ごとの寸法が少しずつ変わる部屋もあります。

表替えでは今の畳床を使うため、畳を工房へ持ち帰って寸法と傷みを見ます。新畳では部屋を測り、一枚ずつ作ります。市販の規格品を4.5畳分並べるのとは違い、同じ部屋の中でも畳ごとに入る場所が決まっています。

価格表で「本間サイズ」「柱欠け」「斜め加工」を別にしているのは、この寸法と加工があるためです。部屋の入口から撮った一枚に加え、柱の出っ張りや斜めになった壁があれば、その部分も写しておくと金額に関わる加工を見落としにくくなります。

表替えか新畳かで、費用の組み立てが変わります

表替えは、今ある畳床を使い、表面の畳表を張り替える工事です。新畳は、部屋を採寸し、畳床から新しく作ります。

今の部屋と希望主になる工事金額を出す前に見るところ
縁付き畳の見た目を保つ表替えまたは新畳畳床を再利用できるか、実際の枚数
縁付き畳から半畳の縁なし畳へ替える新畳採寸、半畳の枚数、畳の厚み
今も半畳の縁なし畳が入っている表替えまたは新畳角、畳床、寸法を再利用できるか
沈みや強い臭いが畳床まである新畳を含めて判断畳床と、その下の床板の状態

縁付き畳から半畳の縁なし畳へ変更するときは、今の畳へ縁なし用の畳表を張るだけでは済みません。枚数も形も変わるため、部屋を測り直して新畳を作るのが基本です。

逆に、年数が経った畳でも、畳床がしっかりしていれば表替えで済むことがあります。表面の色だけを見て、最初から新畳と決める必要はありません。工事の違いは、表替え・裏返し・新畳の違いでも説明しています。

縁付き一畳の公開価格は、四畳半の総額ではありません

青畳工房の国産い草は、代表的な4種類について次の1畳価格を掲載しています。表示は2026年8月14日現在の税込価格です。

畳表表替え・1畳新畳・1畳
白帯11,000円24,200円
緑帯18,700円31,900円
茶帯27,500円40,700円
強者40,700円53,900円

これは縁付き一畳サイズの基準です。四畳半に半畳サイズが1枚入っている場合、その半畳を一畳価格の半額と決めて計算することはできません。畳の大きさ、厚み、畳床、加工内容を分けて出す必要があるからです。

9種類の畳表を使った枚数別計算と、追加費用は畳替え価格表で確認できます。最新の金額は価格表をご覧ください。

半畳の縁なし9枚を新しく作る場合の目安

4.5畳を正方形の半畳9枚で新しく作り、国産い草目積表・ダイケン清流・セキスイ美草から選ぶ場合、公開している総額目安は207,900円(税込)です。2026年8月14日現在の価格で、半畳1枚23,100円を9枚使った金額です。

七島表を使う本来の琉球畳は、同じ半畳9枚でも別価格です。また、柱欠け、斜め加工、炉切り、本間サイズ、古畳処分が必要な場合は総額が変わります。琉球畳・縁なし畳の価格表では、一畳・半畳と素材を分けて掲載しています。

表替えについては、今の半畳9枚をそのまま再利用できるかが先です。角が傷んでいる、畳床が反っている、薄畳で材料の組み合わせに制限がある場合は、表替えを前提に金額を出せません。公開ページの費用計算を使うときも、現物を見たあとの判断が最終になります。

古畳処分は、新しく作る枚数ではなく今ある枚数で数えます

新畳で古い畳を引き取る場合は、現在の公開価格で1枚1,650円(税込)です。たとえば、今の縁付き畳が一畳4枚と半畳1枚なら、処分するのは5枚で8,250円。すでに半畳9枚が入っていれば9枚で14,850円です。

縁付き5枚を処分して、新しい半畳9枚を入れる場合、新畳の製作枚数と古畳の処分枚数は一致しません。「完成後は9枚だから処分も9枚」とは数えない点も、四畳半の総額が分かりにくい理由の一つです。

佐賀市鬼丸町の4.5畳は、半畳9枚の表替えでした

佐賀市鬼丸町で施工した4.5畳は、すでに半畳の縁なし畳が9枚入り、畳床を再利用できる状態でした。そのため、新しく9枚を作るのではなく、MuKiZu-Tatamiへの表替えを行っています。

同じ「4.5畳」でも、縁付き畳から半畳9枚へ作り替える部屋とは工事が違います。佐賀市鬼丸町の4.5畳施工例を見ると、半畳の割り付けと施工後の見え方を確認できます。

この実例のように、広さより先に「今、何枚の畳が入っているか」「畳床を使えるか」を見ると、表替えと新畳の話が混ざりません。

総額を知りたいときに写してほしいもの

電話やLINEで4.5畳の費用を尋ねるときは、次の情報があると話が早くなります。

  • お住まいの市町村
  • 部屋全体が入り、畳の境目が見える写真
  • 縁付きか、縁のない正方形か
  • 沈み、隙間、汚れが気になる場所
  • 畳替えを希望する時期

写真から割り付けと傷みの見当はつきます。ただし、畳床を再利用できるかは、畳を上げてから決めることがあります。床面積だけを4.5倍して出した金額より、実際の枚数と工事を分けた方が、あとから金額がずれにくくなります。

4.5畳の部屋全体が写る写真をLINEで送るか、通話無料の 0120-743-443 へ、縁の有無とご希望時期をお知らせください。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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