い草を作り続けてほしい。若手生産者・溝口君の再出発を応援します

青畳工房の六代目、古賀隆夫です。

今日は、熊本県八代市の若いい草生産者、溝口善大(みぞぐち よしひろ)君への応援をお願いしたくて書いています。

研修会で顔を合わせ、作業場にも何度かお邪魔してきた生産者さんです。震災直後には、飲み水などを持って訪ねたこともあります。

畳表の作業をする溝口善大君
畳表の作業をする溝口君。青畳工房の六代目が撮影しました。

その溝口君が、い草農家を続けるために、作業小屋の再建に向けたクラウドファンディングを始めました。私は今回の目標300万円を達成してほしいと思っています。

い草を残すために、若い生産者たちが動いています

若手のい草生産者のグループがあり、溝口君たちは、い草を残すため、生産者が営農を続けていけるように活動しています。私が溝口君と会う機会になったのも、彼らが開いた研修会などでした。

溝口君の作業場にも、何度かお邪魔したことがあります。

青畳工房で使うい草の畳表は国産です。私がお客様のお部屋へ納める畳も、産地でい草を育て、畳表に織ってくださる人がいてこそ作れます。

い草を残そうと活動している溝口君たちに、これからもその仕事を続けてほしい。畳を作る私にとっても、人ごとではありません。

震災直後には、飲み水などを届けました

地震のあと、溝口君のところへ飲み水などを持って行きました。

今回の募集ページには、自宅と作業小屋が被災したことが書かれています。織機そのものは無事でも、作業小屋が大きく傾き、中に入れず、畳表を織ることができない状態だそうです。

溝口君の作業場・倉庫の室内。傾いた柱や窓、崩れた壁が見える
溝口君の作業場・倉庫の室内(六代目撮影)。
溝口君の作業場・倉庫の外観。崩れた壁や外れた窓枠が見える
溝口君の作業場・倉庫の外観(六代目撮影)。

生活の場所と仕事の場所。その両方を立て直さなければならない中で、溝口君は、い草農家を続けるための支援を募っています。

今回は、この募集を青畳工房のブログで紹介し、一人でも多くの方に知っていただきたいと思いました。

溝口君の挑戦を、一緒に応援してください

溝口君は25歳。作業小屋再建の費用の一部として、300万円を目標にしています。被災後の状況や、これからもい草を作り続けたいという思いは、募集ページにご本人の言葉で書かれています。

お礼のメッセージを受け取る支援コースのほか、い草の香りを楽しめる品やミニ畳などのリターンもあります。畳替えを予定していない方も参加できます。

まずは、溝口君の募集を読んでみてください。支援が難しくても、ご家族やお知り合いへ知らせていただけるとうれしいです。

溝口君のクラウドファンディングを見る

募集ページでは2026年11月末までの募集を予定しています。最新の募集状況やリターンの条件は、リンク先でご確認ください。

私が八代で見聞きした産地の状況は、こちらの震災記事にまとめています。

この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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