畳の縁だけ交換できる?裏返しと迷ったときの判断を畳職人が解説

畳縁だけの交換は可能です。「畳の表面はまだ使えそうだけれど、縁が破れている」「縁の柄だけ変えたい」というご希望も、ご相談いただけます。

佐賀市水ヶ江の青畳工房、六代目の古賀隆夫です。当店で畳縁だけを交換することは滅多にありませんが、対応できます。ただし、裏返しに適した状態なら、縁だけの交換と費用がほぼ変わらない裏返しもお勧めしています。

畳縁の交換は、畳をお預かりして行います

畳縁(たたみべり)は、畳の端に付いている布の部分です。交換するときは畳をお預かりし、古い畳縁を外して、新しい畳縁を縫い付けます。

隙間の補修が必要な場合や、表面の畳表(たたみおもて)の張りが足りない場合は、今の畳表もいったん外します。必要な補修を行い、畳表を張り直してから、新しい畳縁を縫い付けます。

この場合に張り直すのは、今使っている畳表です。新しい畳表へ交換する「表替え」とは違います。また、縁だけの交換でも必ず畳表を外す、ということではありません。

裏返しに適した状態なら、縁だけ替える方法と比べます

裏返しは、畳表を外して、これまで裏側だった面を表にして張り直す工事です。畳そのものを上下反対にするわけではありません。畳縁も新しいものに替えます。

青畳工房では、裏返しにちょうどよい時期・状態であれば、畳縁だけの交換と費用がほぼ変わらないため、裏返しをお勧めしています。縁だけでなく、畳表の裏面も使えるかを一緒に確かめます。

一方、長く使って縁が傷んできた段階では、裏返しに適した時期をすでに過ぎている場合もあります。年数が経ちすぎていないか、食べこぼしなどのシミがないか、裏面を使える状態かを見て判断します。

裏返しに向かないからといって、必ず表替えや新畳にするわけではありません。縁の傷みと畳表の傷みを分けて確認し、今の畳表を使い続けたいというご希望も伺います。表面にささくれがある場合などは、状態に応じて表替えも比較します。

工事の違いは、表替え・裏返し・新畳の違いでもご覧いただけます。

畳縁の柄選びに迷ったら

気に入った色や柄があれば、まずはそのご希望をお聞かせください。

「どれが合うか分からない」という場合は、お部屋の家具や建具、柱などの色を見ながら、畳縁選びをアドバイスしています。

畳縁だけの交換について、よくある質問

縁だけ替えるつもりでも、畳表が新品になりますか?

いいえ。必要に応じて今の畳表を外して張り直すことはありますが、新しい畳表へ交換する表替えとは別です。どの作業が必要か、今の畳を確認してご説明します。

縁の柄を変えたいだけでも相談できますか?

はい。傷みが気になる場合だけでなく、柄を変えたいというご相談もお受けします。裏返しも検討できるかは、畳表の状態を見てご説明します。

「縁だけ替えたい」というご希望から、ご相談ください

「縁が破れている」「縁の柄を変えたい」「縁だけ替えるか、裏返しもするか迷っている」。そのままのご希望をお聞かせください。六代目・古賀隆夫が、今の畳の状態とご希望を確認し、適した工事をご説明します。

写真がなくてもご相談いただけます。送れる場合は、気になる縁の近くやお部屋全体が写っていると、最初のお話に役立ちます。撮影のために畳を持ち上げたり、重い家具を動かしたりする必要はありません。

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この記事を書いた人
畳マン六代目

青畳工房 六代目の古賀隆夫です。1982年生まれ、一級畳製作技能士。創業170余年の畳店を受け継ぎ、佐賀市水ヶ江を拠点に畳替えを行っています。

国産い草にこだわり、畳の状態を確認して、表替えで済むか新畳が必要かを正直に判断します。家具移動や素材選びも、六代目本人がご相談から施工まで対応します。

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