バリアフリーを考える
バリアフリーとは何なのか?
畳屋の視点でみたバリア
佐賀の畳屋  古賀畳工業所
工房
畳屋の視点からバリアフリーを考えてみました。
バリアフリーとは何なのか?
バリア」とは「障害」邪魔なものさえぎる物をさします。
バリア」は何も段差などの移動の妨げになるものだけではありません。
道をふさぐ障害物(自転車等)
障害を持つ人への偏見
障害の有無で就職・昇進の制限
点字がない画面タッチ式の機械(キャッシングコーナー等)
聴覚障害視覚障害などの障害を持つ人への情報伝達

例をあげたらいくつでもあるのですが、それらの問題をなくす試みが現在のバリアフリーと呼ばれるようになったようです。
昔の日本の家はバリアフリー??
日本は湿気が多いので風邪通しを考えて床が高くなっていました。その点はバリアフリーとはとても言えないのですが、昔の家は部屋と部屋の境い目がふすまで、廊下との境い目も障子等で段差は少なかったと思います。昔は車椅子はなかったので畳の部屋車椅子で入るなんて事はありませんでしたが、今は違います。車椅子和室の部屋に入ると畳が凹んだりすれたりして困ったりすることもある事でしょう。
畳屋が考えるバリアフリー
現在の家の多くは(バリアフリー設計の家でも)フローリング和室の境にはなぜか段差があります。(畳の上車椅子で移動する事など考えられてないのかも)
たとえスロープを設置して部屋に入れるようになったところで、畳の状態(傷やへこみ)を気にしなくてはならない。そんなことで、同居者にも気を使い和室が少し遠い存在になってしまいます。
 私は畳屋なのでできる事は限られてしまいます。畳職人なので家をバリアフリーにリフォームは施行できません。でも畳の部屋にならば車椅子が自由に入れて自由に方向転換できて、和室での生活を少しは楽にすることができます!
そんなこんなで開発されたのが「車椅子対応 洗える畳」なわけです。
バリア(障害)を探してみる
バリアを探してみる」とは言っても探すまでもない。自分の家の中をみたら、バリアだらけだ、上の項目で言った和室の入り口、玄関、階段もバリアと言っていいでしょう。家を出て近所の風景をみてみると、あるわあるわバリアだらけである。とりあえず視覚障害の方たちのための音のなる信号などはない。近くの横断歩道はほとんど渡ってから歩道に上がるところは急な斜面や数センチの段差になっている。街のほうへ行くと予想どおり自転車が道を塞いでいたり、爆音をたてて走る車やバイクのために音のなる信号の音が聞こえなかったり。電車に乗れば、シルバーシートの席なんか開いてやしない。
自分がもし車椅子一人暮らしだったら
まずこの街にはとても住めないでしょう。(近所は良い人ばかりで離れたくはないが)自分の家出さえとてもじゃないが生活は困難なようだ。台所では、コンロや水道も位置が高すぎて作業に大きな支障がある。玄関なんかは入る前に二段の階段がある(玄関にたどり着くまでは砂利道)
これは町ぐるみで、バリアフリーを考える必要があるようだ。
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